IMJ、RtoasterとSalesforce Marketing Cloudのデータ連携パッケージをブレインパッドと共同開発　― サイト外、サイト内での一貫したカスタマーエクスペリエンスの提供を推進 ―

デジタルマーケティングを支援する、株式会社アイ・エム・ジェイ（本社：東京都港区　取締役社長 兼CEO：黒川 順一郎　以下、IMJ）は、株式会社ブレインパッド（本社：東京都港区　代表取締役社長 佐藤 清之輔　以下、ブレインパッド）と共同で「Rtoaster」と「Salesforce Marketing Cloud（以下、Marketing Cloud）」のデータ連携パッケージを開発いたしました。

1．共同開発の背景と目的

IMJは、デジタルマーケティング領域で20年をこえる実績をもち、近年は、生活者のデジタル接点を最適化し、企業のマーケティング部門担当者の課題を解決するためのソリューションを、国内外ベンダーのソリューションから最適にパッケージ化するマーケティングプラットフォームとして「IMJ CX Platform」を提供してまいりました。
今回「IMJ CX Platform」で、カスタマーエクスペリエンス(顧客体験価値)＝CXの実現を、より高度に、より効果的に提供できることを目指し、ブレインパッドと共同で本パッケージの開発を行いました。なお、IMJは「Rtoaster」の販売および導入運用支援を10年以上行っており、また「Marketing Cloud」については、国内トップクラスの導入と運用の支援実績を有しています。

２．本データ連携パッケージの特徴

今回のデータ連携パッケージでは、「Rtoaster」が保有する、サイト上の行動データなどを元に計算・集計したパーソナライズへ活用するための、以下のデータを「Marketing Cloud」へ連携します。

・スコアリングデータ
・ユーザーセグメントデータ
・最終アクセスデータ
・商品やコンテンツに関するレコメンドデータ(最大5種類)

これにより、「Rtoaster」が得意とするサイト内での行動ターゲティング・レコメンドといった高精度なパーソナライズ施策を、「Marketing Cloud」が得意とするEメール、モバイル、SMS、LINEなどのさまざまなサイト外のチャネルでも活用できるようになり、両ソリューションを通じて一貫したカスタマーエクスペリエンスの提供を推進することが可能になります。
また、今回のパッケージ化により、従来個別での検証および開発が必要だった本データ連携が、短時間・低コストで導入することができるようになります。

3．両社の今後の取り組みについて

IMJとブレインパッドでは、今回のデータ連携パッケージを皮切りに、「Rtoaster」と「Marketing Cloud」間での、より高度なデータ連携の開発および提供を検討していきます。

■Rtoaster（アールトースター）について

「Rtoaster」は、ブレインパッドが開発・提供する最先端のレコメンドエンジンが搭載されたプライベートDMPです。データの蓄積・管理から、スマートフォンアプリ／ウェブサイト／デジタル広告などの多様な顧客接点におけるパーソナライズアプローチ、行動ターゲティング／レコメンドといったアクションまで、デジタルマーケティングを強力にサポートします。複数のチャネルを横断した最適な顧客コミュニケーションを高度かつ精緻に行うことが可能な、国内最大規模のプライベートDMPとして、250社以上のさまざまな企業に導入・活用いただいております。

■Salesforce Marketing Cloudについて

Salesforce Marketing Cloudは、セールスフォース・ドットコムが提供するマーケティングプラットフォームです。企業はMarketing Cloudを活用することで、一人ひとりの顧客に対して、より最適なタイミングで、Eメールやモバイル、SNS、webといったさまざまなチャネルの中から最適なチャネルを通して、より最適な情報配信を実現し、顧客とのエンゲージメントをさらに強固なものにします。また、Einstein AIの予測機能により、さらにスマートで効果的なマーケティング活動を支援します。

■株式会社ブレインパッドについて（https://www.brainpad.co.jp/）

（東京証券取引所 市場第一部：証券コード 3655）
本社所在地：東京都港区白金台3-2-10 白金台ビル
設立：2004年3月
代表者：代表取締役社長 佐藤 清之輔
資本金：332百万円（2018年6月30日現在）
従業員数：263名（連結、2018年6月30日現在）
事業内容：企業の経営改善を支援するビッグデータ活用サービス、デジタルマーケティングサービス