One to Oneマーケティングとは?成功の秘訣を事例から学ぶ Vol.2「One to One を始めるためにすべきことは?」

2017.05.18
株式会社アイ・エム・ジェイ

前回はOne to Oneマーケティングの必要性と、それを実現するマーケティングオートメーションツール(以下MAツール)の役割についてご紹介しました。

MAツールの導入を検討してみたものの、何から始めればいいのか分からない......というマーケティング担当者も多いことでしょう。ここでは、MAツールを導入する際に押さえておくべきポイントや必要なステップを解説していきます。

MAツールの導入準備5つのポイント

1. MAツールで解決したいマーケティング課題と目的を明確にする

まずMAツールの導入に際しては、ツールで解決したいマーケティング課題と目的を明確にしましょう。「今まで手動で行っていたことを自動化して運用コストを下げたい」「さまざまな顧客のステージに対応するコミュニケーションを取れるようにしたい」など、解決したい課題はそれぞれです。コミュニケーションの多様化への対応について、どこまで実現するのか、どのステージの人に対するコミュニケーションを改善してどのKPIを改善するのか、解決する課題の範囲・目的を明確化します。

2. 現状のマーケティング活動を把握する

次に、現状顧客に対して行なっているマーケティング活動がどういうものなのか、それに対してどれくらいのコストがかかっているのかを整理しましょう。

  • 今顧客と接触できるチャネルは何か
  • それぞれのチャネルでの施策は何か
  • それぞれの成果と運用コストはいくらか

3. プロジェクトのロードマップを作成する

MAツール導入初期から全てを切り替えることは難しいため、事前にプロジェクトのロードマップを作成し、優先順位を決める必要があります。まず、「やりたいこと」「やらなければならないこと」を整理し、それぞれを「いつまでにやらなければいけないか」「どの順番でやるのか」「最低限実現したいことはどこまでなのか」といった要件をまとめておきます。

4. 自社で持っているデータを把握する

MAツールの導入準備にあたり、特に注意が必要なのは、自社でどういうデータを持っているか、活用できるデータの把握です。例えば、サイトで商品を閲覧したのに購入しなかった人に対してその商品情報をメールに記載する場合、顧客の連絡先などの基本情報だけでなく、顧客と紐付いた形式の商品閲覧履歴、購入履歴の3種類のデータが必要です。

存在するデータが分からなければ、One to Oneコミュニケーションの要件や実現方法を検討することができないため、少なくともやりたいことに対して必要なデータが存在しているかどうかを確認する必要があります。

5. 社内のプロジェクト体制を整える

最後に重要なのが、導入前に社内のプロジェクト体制を整えることです。

プロジェクトに必要なメンバーは企画を考えるマーケティング担当、データのことが分かるシステム担当、メールなどの文面やデザインが作れるクリエイティブ担当です。
体制を社内で準備できない場合は、アウトソースすることを検討しましょう。

ただし、社内のデータは自社で扱う必要があるため、データ担当者は必須と言えるでしょう。導入を検討してから運用までの期間は、早くて3、4ヶ月、企業の置かれた環境や案件の規模感などにより変動はありますが、2年ほどかかることもあります。

新規導入を検討する企業は、予算取りや部署間の調整など、社内理解を得るために必要な時間も事前に想定しておくことが大切です。

MAツールの導入はスモールスタートで

このようにMAツールを導入するにはさまざまな準備が必要です。
目標設定、データの整理、社内調整、シナリオ作成などの導入準備に加え、運用までを一気に行うとなると大変でしょう。

そのため、少し先まで計画した上で、まずはスモールスタートで少しずつ成果を出していくことが大切です。例えば、最初の3、4ヶ月でメール初期導入、その次の4ヶ月で追加シナリオ、その4ヶ月後にアプリやLINEにチャレンジするなど、1年先までのロードマップを描くことをおすすめします。

One to Oneマーケティングの必要性を感じたら、まずは一斉に配信していたメールから一人ひとりに合ったメール配信に切り替えることをおすすめします。たいていの場合は、運用を始めてから疑問が出てくるものです。

そこでIMJでは、導入初期は基本的に少なくとも月1回以上は直接訪問してコミュニケーションを取っています。数多くの実績に基づくナレッジを活かしたサポートで、導入後も安心してお使いいただくことができます。MAツールの導入をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。

ここまで、MAツールの導入までのステップについてご紹介しました。

次回は、MAツールの導入後にどんな施策から始めるのがよいかをご紹介します。


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